あきば大祭を支える人々インタビュー05/久保典子さん

「また来年も来たいね」と言ってもらえるようなお祭りを皆でつくっていきたいです。

(あきば大祭青年部 久保典子さん)

はじめてあきば大祭の火渡り神事に参加した時どのような印象でしたか?

お寺の本堂の目の前で、こんなに大きな火が燃え上がっているのを初めて見て、すごいびっくりしたのが第一印象です。火の中を渡るというのを想像できなかったので、最初は怖くて渡ろうという決心がなかなかつきませんでした。けれど、行者さんが、背中を押しながら大丈夫!と声をかけてくださって、なんとか渡ることができました。渡ってみて、とても怖かったんですけれど何か目の前がすっきり晴れたような感覚になったのを覚えています。

お祭りを支える側になってみてどのように感じますか?

大勢で協力しながら物事を進めていくのは、ときに難しいこともありますが、やりきった後の喜びは、一人でやったときよりもはるかに大きいです。一人ではできることが限られてしまいますが、全員で協力したら想像以上のことができますし、感動もはるかに大きいです。終わった後、一緒に全員で笑顔になることをイメージしながらやっていると、とても楽しいです。

今後どのようなお祭りにしていきたいですか?

福厳寺のあきば大祭は、「ご祈祷」と「火渡り神事」にたくさんの方がお参りに来られるので、それぞれの意味や、その儀式を大切に継承していく意義を参拝者の方にお伝えして、お年寄りはもちろん、小さなお子さん連れのご家族にも来ていただけるようなお祭りにしていきたいですね。

そして「また来年も来たいね」と言ってもらえるようなお祭りを皆でつくっていきたいです。

ありがとうございました。

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