あきば大祭を支える人々インタビュー15/あきばの会 落合 員明さん

地元に自慢できるお祭りがあることは
誇らしいことです。

準備を進める上で、どのようなことに気をつけていますか?

以前は駐車場が無くてあちこちに貸りていたんですが、事前に草を刈ったり、線を引いたり大変でした。ですが今は近隣の工場のご厚意で250台は停められる駐車場を貸していただけるようになったので非常に助かっています。ただ、事故が無いようにだけはとても気を使います。そして、毎年の松の木や竹の調達をするのですがそれがなかなか大変です。チェーンソーやノコギリ、はさみを使うので、安全に作業ができるように心がけています。

落合さんにとってあきば大祭は、どのようなお祭りですか?

今までの仕事での経験が生かせる場でもあります。積極的に参加することで、地域の輪や、人の輪が広がっていくのを感じられるのがとても良いと思います。
それから、後継者とくに地元の人の育成が今後の課題です。若いうちからもっと興味を持ってほしいし、自分たちも若い人たちが楽しめるお祭りにしなくてはいけないと思います。祭りを楽しんでいる姿、頑張っている姿を見せることで若い世代に祭りを引き継いでいきたいですね。道具の使い方なども一緒に作業することで、覚えていってもらいたいですし、自分たちも知っていることを次の世代に伝える努力をしていかなければと思います。

お祭りへ来られる方へメッセージをお願いします。

地元に自慢できるお祭りがあることは非常に誇らしいことです。だからもっと地元の人に来てもらいたいです。また、火渡りだけでなく、早い時間に来ていただいて、祈祷を受け、太鼓を聴いて、一日楽しんでほしいですね。私も皆さんに楽しんでいただけるよう、駐車場の整備をはじめ、事前の準備を頑張ります。